【衝撃のラスト、将棋で言えばもう詰んでいる】
とんでもないラストに衝撃が走る。全てがそのためにあったのか!と思うと身震いする。
世界観も話の進行のトーンも大変味わい深く、ずーっと惹きつけられる。
だったらもっと点数高くてもいいのだが、結局ラストのオチを描きたいだけじゃないか?と思うとこの点数になってしまった。
ラスト(オチ)が素晴らしすぎて、作品全体としてはそこしか評価出来なくなってしまうという、なんとも勿体無い感じになってしまったんです。
フィンチャーもオチを考えついた時「ええの思いついた!」と思ったんだろうな。
『ショーシャンクの空に』を観た流れで、一度観た作品を再鑑賞しよう、それもモーガン・フリーマン縛りで。と、思い鑑賞。やっぱりモーガンは渋い役者の骨頂。日本じゃいかりや長介しか思い当たらない。
そしてブラピ。過去何度も書いているが彼は全人類の中で最もジャンクフードをカッコよく食べる人だと思う。本作ではコーヒー。持ってるだけでカッコいいもんな。
世界観は好きなのでもうちょっとで4.8点とか4.9点になる可能性も秘めている作品という何とも難しい評価、ふーむ。