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セブンのlarabeeのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
3.7
【衝撃のラスト、将棋で言えばもう詰んでいる】

とんでもないラストに衝撃が走る。全てがそのためにあったのか!と思うと身震いする。

世界観も話の進行のトーンも大変味わい深く、ずーっと惹きつけられる。

だったらもっと点数高くてもいいのだが、結局ラストのオチを描きたいだけじゃないか?と思うとこの点数になってしまった。

ラスト(オチ)が素晴らしすぎて、作品全体としてはそこしか評価出来なくなってしまうという、なんとも勿体無い感じになってしまったんです。

フィンチャーもオチを考えついた時「ええの思いついた!」と思ったんだろうな。

『ショーシャンクの空に』を観た流れで、一度観た作品を再鑑賞しよう、それもモーガン・フリーマン縛りで。と、思い鑑賞。やっぱりモーガンは渋い役者の骨頂。日本じゃいかりや長介しか思い当たらない。

そしてブラピ。過去何度も書いているが彼は全人類の中で最もジャンクフードをカッコよく食べる人だと思う。本作ではコーヒー。持ってるだけでカッコいいもんな。

世界観は好きなのでもうちょっとで4.8点とか4.9点になる可能性も秘めている作品という何とも難しい評価、ふーむ。
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