マリ

セブンのマリのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
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〝罪なき罪人の果て〟


グロいシーンもあったけど面白かった
そして、ブラピ様がかっこいい

七つの大罪になぞらえられた
残虐殺人の話なんだけど

罪の感情は誰にでも
あるものでこの世に蔓延してるにも
関わらず人々が見て見ぬ振りして
生活している

殺戮強盗強姦麻薬まみれの
混沌としたこの世には未練
がないとでも嘲笑うかのごとく

異常なのは、普通とは、秩序とは
わからなくなる

箱を開けたのが最後

老年退任間近の刑事が
彼を庇うのかと思ったけど

これから未来を背負うであろう
若々しい刑事が、罪人となり

まさに、理解したくはないけど
納得せざる得ない結末になった

罪を裁くとか関係なく、ん?
被害者がシックスなんだけど…
とエンドロールでひたひた浸る

そしてセブンだとわかった瞬間
心臓飛び出して口から息がヒュッてなった
マリ

マリ