このレビューはネタバレを含みます
フィンチャー作品の傑作、やはりバケモノ映画だった。時に不気味で、時に美しいフレーミングやカメラワーク、ジワジワくる演出の数々(特に犯人の家のシーン)出てくる主要人物のカリスマ性、モーガンフリーマン、ブラッドピッドはゆうまでもなく、えげつなかったのは犯人役のケビンスペイシー。数分しか出ていなかったに、シリアルキラーとしてのカリスマ性が半端ない演技をできるのは彼だけではないか。決して万人に勧められるような映画ではないがシナリオ、音、カメラ、演技、演出がすべて超一流の作品だと思う。胸糞最高。