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セブンのNのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
3.0
2020.1.20(Mon)
テーマとブラピに惹かれて鑑賞。
OPがかっこよかったです。映画でOPある作品って少ない気がするけど『ドラゴン・タトゥーの女』のOPもかっこよかったし、映画のOPは総じてかっこいいものなのかな。と思ったら監督同じで納得。
話はラストがうーんって感じでした。ミルトンだのダンテだのってくだりとか殺人方法のサイコぶりとかは面白かったんだけど…。ビクターって名前とサイコ具合でハンニバル・レクターが思い出されるけど、レクターの方が断然勝ってる。自分も大罪犯してるならベクターだって他の人裁く権利ないし、最後に殺した人大罪と関係ないし。ミルズを7人目に仕立てるためのものだったらおおーってなるけど、だったらミルズが7人目として今後どうなるのかってことを少しでも匂わせてほしかったなと思います。でもサマセットが最後に「この世は闘う価値がある」みたいなヘミングウェイの引用に賛同してたってことは、ミルズは自殺とかせず苦しみながら生きてくのかな。ということはベクターミッション遂行できてないじゃん。3人の会話をもっとちゃんと噛み砕けば今後のミルズの展開とか死生観とか人生観とかもっと深いテーマも見えてくるんだろうけど、2回目はいいかなって感じでした。
でも若いブラピはやっぱりイケメンで眼福でした。
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