天パーマン

セブンの天パーマンのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
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OPがメメントに似た感じでかなりかっこいい部類に入ると思う

私の好きな邦画であるミュージアムがこの作品に類似しているという話だったのでそこを気にして観てみたがたしかに似ている、けれど別物だとはっきりわかるという感じ
ミュージアムは完全にシリアスだったがこちらはアメリカらしくシリアスの中にもユーモアを入れてきていてミュージアムよりは心に余裕を持って観れた

ブラピは新米ではないけど一人前でもない半人前な刑事という役をしっかりと果たしていてさすがという演技だった

モーガンはショーシャンクとこれしか観たことがないが渋い皮肉屋という印象
どちらの2作も最初はあまり親しくないが徐々にしたしくなっていくという役で距離の詰め方が上手だなと思った

異常殺人という内容とは裏腹に盛り上がりに欠けていたが常に高水準で上がり下がりの特にないストーリーだったため飽きることはなかった
作中1番の盛り上がりであるジョンの逃走劇はカメラが揺れて主観だったので緊迫感があって良かった

ラストはジョンが車の中で言っていた私は特別ではないという言葉が嘘偽りでないからこそのラストだったと思う
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