スティーヴン豆腐

DIVOC-12のスティーヴン豆腐のレビュー・感想・評価

DIVOC-12(2021年製作の映画)
3.3
「COVIDをひっくり返せ!」というコンセプトで制作された全12編。意地を見せて『DIVOC-91』(驚天動地の91編!)か妥協しても『DIVOC-19』(19編)を目指して欲しかったね。

コンセプトはあくまでコンセプトということで、三つに分かれたチーム毎に「共有」「感触」「成長への気づき」 を作品テーマとしている(ことを後で知った)がCOVID-19を間接的に取り上げたり連想させる作品も幾つか。

本作もやはりオムニバスの宿命からは逃れられず玉石混淆という印象で、明らかな "やらかし" とは言わないまでも「う~む☹️」と首を傾げざるを得ないものはあった。

大トリを飾る藤井道人監督『名もなき一篇・アンナ』は、横浜流星✕ロン・モンロウというカップリングを思い付いた時点で勝ち確なわけで。あれはズルいわ。 反則。