ツクヨミ

サムジンカンパニー1995のツクヨミのレビュー・感想・評価

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)
3.9
ガールズビーアンビシャス‼︎
サムジン電子カンパニーに就職した高卒女子ジャヨンは、高卒をいびられながらも仕事に生を出す日々…そんな中自社工場で有害物質が川に流れていることを知り…
韓国発ガールズエンパワーメントムービー爆誕‼︎今作は経歴のせいで出世できない下っ端女子社員の成り上がりを主軸として本質は会社の内部問題に切り込んだ社会派エンタメ作品となっていました。
今作の魅力はやはりガールズたちの中心3人組のキャラクターが各々個性的だったこと。電子課のジャヨンは牽引役ながら正義感が強く不正を許さない、宣伝課のユナは人間コントロールに長けまとめ役でもある、会計課のシムは数字に強いがちょっと天然で涙もろい。そんなキャラクターがてんやわんやしながら動くのを見ているだけで面白い。特にジャヨン役コアソンの表情と飯を頬一杯にもしゃもしゃ頬張る仕草可愛かったなぁ。そして舌たっらずな英語を話す社員たちもポイントでちょっと笑えます。
全体的に90年代を感じさせる音楽と小物なども素晴らしく時代を捉えていました。エンドロールもドットゲームな背景でとてもキュート。やっぱり韓国は多彩だなと改めて感じました。
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