ピョンちゃん

サムジンカンパニー1995のピョンちゃんのレビュー・感想・評価

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)
4.0
韓国お得意の実話ベースの社会派エンタメ。
90年台の雰囲気が懐かしかったです。日本とよく似てるなと思いました。職場でタバコOKとか昭和ですね。女性社員は男性社員の身の回りのお世話をする雑用担当、引き立て役。げんなりする世界です。私だったら絶対マジメに仕事しないです。まあ彼女たちみたいに優秀でなく向上心もないのでどうしようもないだけですが...。
彼女たちが不正の証拠を集めるために活動する様子が、スパイ映画みたいでスリリングでした。今みたいにケータイとか便利グッズがない時代なので体張ってました。誰が味方で誰が敵なのかわからない、サスペンスフルな展開もよかったです。
企業の力ってのはやっぱり強大で、個人はどう闘えばいいのか。現実の企業の残酷さってもっと厳しいものがあって、結局個人は潰されて終わりかもしれない。この映画は理想を描いたに過ぎないのかもしれませんが、まあこれはこれでアリなんじゃないかなと思いました。