くう

ドライブ・マイ・カーのくうのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
3.9
8月26日鑑賞

カンヌで最優秀脚本賞を取ったというのが納得できる。だって脚本が面白いもの。

劇中劇と映画自体の台本の絡み、言葉を発することで情景が見えてくる。「テキスト」の魔力を存分に味わう。

彼の大事な車もテキストを味わうパーツ。死も性も時間も、全てパーツ。

上映前、3時間越えの予定にちょっと引き、村上春樹原作は、そうじゃなくても長いんだよなぁ…と思っていたけれど、全く長さを感じず夢中になって見た。聞いた。

音のテキストを長々と語る岡田将生のシーン、怪談のようにゾクゾクした。

「それでも生きていく」話だった。生きて行かなくては。神様が見ているかどうかは分からないけれど 。