Maho

ドライブ・マイ・カーのMahoのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
3.7
死んでしまっては、もうその人から話をきくことはできない。
死者に囚われ続けながらも生きていかなきゃいけない。
深い傷を負ってもなお、前に進み続けなければならない葛藤と決意が赤いサーブとともに走り去っていく。

前の日にシナリオを読んでから挑んだのですが、西島さんの演技が本当に違和感なくてめちゃくちゃ自然であの台本をあそこまでナチュラルにいま口にしたかのようにできてるのがすごかった、、。
音さんは妙に不気味というか、どこか人間離れしてる感じがあって、わたしはあんまり共感できなかったけど、そういう役作りだったのかな?
岡田将生さんも本当はまり役だなと。というか演技の振り幅がすごくて、めちゃくちゃクズからめちゃくちゃエリート、ポンコツ、ナルシスト、本当なんでも演じられてしまう、当てはめられてしまうのがすごいなって思った。やっぱイケメン。すき。
みさきのしっかりしてるようなどこか焦点があってないような感じがよかったな。
シナリオを読んでいた段階からしっかりしてるというか、しっかりせざるを得なかった感じが伝わってたんだけど、他の弱さの部分がすごく丁寧に描かれているような気がして、運転を褒められて犬に逃げちゃうところとか、お花を投げてぽつぽつ自分の話をするとことかどこか少女なところが繊細で素敵だった。

実は前半部分に集中しすぎて、後半車に乗ってるみたいな感覚でちょくちょくこっくりしてしまった、、、。
前日までの疲れがでてしまったのか、台詞がなくて車に揺られてるときは特に、、、もう一回みなおしたい、、、