ドライブと演劇する話
アカデミーおめでとうございます！以前、寝落ちしてチケット無駄にしてしまったので、意地でもレンタルまで待ってたケチな小私ですが、諦めて観に行きました。勝手にノルウェイの森のせいで、ビートルズのドライブマイカーをイメージしてたので予想してた内容と全く異なってました…笑
かなり難解な映画ですね、難解というより物語に余白が多いので、各々の考えによって幾らでもストーリーが変わりそう。外国賞取って海外でも試聴が増えると思うんですが、英訳どうやってるんだろう… ということで感想は、物語は人それぞれ、自分がどう思うか、自分と見つめるしかない、という高槻のセリフそのまま利用させていただきます。戯曲とかSEXで始まるピロートークストーリーであったり、「物語」に特化した物語でしたね。ロードムービー大好きマンなので後半はかなり好きでした。第二、第三者視点が上手く切り替わって、サウンドもクリーントーンが中心だったので、会話がスッと入ってきました。基本アクション等の動の部分はなく、単調な会話など静の部分が多いので、本読みや人の会話聞くのが好きな人はいいかもしれませんが、3時間という尺考えたら本作は中々難易度高いかもしれません…
多言語演劇ってアバンギャルド過ぎる気がしますが、僕が時代に取り残されてるだけですかね。あとユンスとユナがぐう聖過ぎて、1番尊かったです。あとは2人でタバコ吸うシーンが1番好きでした。全く違うベクトルだけどウォールフラワーの名シーン想起されました。
僕もセックスから始まる刹那的なストーリーを聴いてみたいです…
