この映画を知るキッカケとなったのは
”広島市環境局中工場”
の建築を見に行こうとしていたとき。
広島に住む弟が連れて行ってくれたバーで
「ドライブマイカーのロケ地だよね」って
オーナーに言われて始めてこの映画を知った。
綺麗な赤のサーブ900ターボ。
どんな場所でも美しさを感じさせられて
今まで車にそこまで興味もなかったのに自分も
広島をドライブしたくなったな
全体的な感想としては
鑑賞していて丁寧に造られているな~と
演技も映像・演出も素敵な作品
まるで小説を読んでいるかのような感覚で
淡々と進んでいくんだけど
いつのまにか没入している自分が居て
最後までスッと見れた。
”どれだけ理解しあっているハズの相手でも、
どれだけ深く愛している相手でも、
他人の心をそっくりのぞき込むのは無理です。
本当に他人を見たいと思うなら、
自分自身を深くまっすぐ見つめるしかないです。”
このセリフは本当に納得させられた
常々、考えている・理解していると思っていたが
もう一度振り返るキッカケになった。
取返しがつかなくなる前に。
劇中の
日本語と多言語が理解されることを求めずに
雑多に流れていくのが心地いい
普段邦画は得意ではない自分だけど、ここ最近になって
食わず嫌いだったのかも、と思わされて新たなうれしい発見。
ただ、最初の日本的な不倫の描写がやはり苦手で
苦しい。そこが邦画恋愛ものの嫌いな所かも