観てたら、え?このセリフの感じ…どっかで…
ああーーーー!!!!村上春樹!
(ノルウェーの森を観てから、大の苦手)
すんごい良かったです。手のひら返し。
「ナンかしたい!!あれやろう!」
と、青臭い熱いものが湧いてきて、今もウズウズしています。
鑑賞後、二時間経ってるのに。
言葉の力。
コミュニケーションの仕方のボタンをかけ間違えちゃった人たちと、口から発する言葉じゃない方法でコミュニケーションの仕方に成功した人。
喪失から甦り、成長する人たち。
音さん、娘、磯村くん似のドライバー役の女の子、岡田くん、そして、演技大好き西嶋さん。
みんなの関係がごちゃついてるようで、まとまってた気がします。
ラスト付近で、
また、そんな問題が出てくるの?
と思ったけど、最後まで話を聞き、おおおおおお、と思いました。
岡田くんが、西嶋さんに車の中で話すシーンから啜り泣きが聞こえて、泣きポイントって人それぞれだなぁと改めて思いました。
ほんとにドライブ・マイ・カーでした。
タルコフスキー?のサクリファイスかな?高速のトンネルーーー!
いつの間にか、西嶋さんが助手席に座り、二人の関係性が変化したんだなぁと。
サンルーフ開けてタバコ吸うシーンは、胸熱でした。
思わず、原作本を借りてきました。
ラストも良かった。
コロナ禍だった。