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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期のmakoのレビュー・感想・評価

4.5
午前十時の映画祭12で鑑賞。
〈4Kリマスター版〉
◎90点

三部作、鑑賞できました!
『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザー PARTII』『ゴッドファーザー PARTIII』かと思いきや、ゴゼジューで上映されたのは、『PARTIII』を再編集された本作だそうです。
フィル友さんに教えていただきました😊
ゴゼジューでは初上映だそうで、観れてラッキーでした♪

コルレオーネ・ファミリーのドンであるマイケルは、老境に入り、病にも蝕まれていた。ファミリーの事業を合法化し暴力にまみれた裏社会から抜け出そうと画策するが…。

『PART II』から16年後に作られたようで、その事を知らずに観たのでマイケルが老けてて驚いた😅
他にコニー、最初誰か分からなかった😅

合法ビジネスへ転換しようとするも、他のマフィア達から足を引っ張られ思うようにいかない。
過去を断ち切るなんてそう容易いものではない。
まして、コルレオーネという大看板のマフィアなら尚更。

そんな時に、マイケルの兄ソニーとその愛人の子・ヴィンセントがマイケルの元にやってきた。
このヴィンセントがいろいろ問題アリで。
父(ソニー)に似て気性が激しく、観ていてハラハラしてしまう。
マイケルは冷静に事を運ぼうとしてるのに、ヴィンセントが余計な事をしたり。
挙句、マイケルの娘メアリーと恋仲になったり。
マイケルの苦悩は尽きることがなかった。

そして、最大の悲劇が終盤に。
暴力で解決すれば、暴力で返ってくる。因果報応だと思った。

ラスト、なんだか切ない気持ちになりました。

ヴィンセントについて、
コッポラは、ヴィトーの狡猾さ、マイケルの冷酷さ、フレドの脆弱性、ソニーの気性、トム・ヘイゲンの勇気を持った、5人のコルレオーネファミリーの男性の融合であると述べています。(Wikipediaより)

ヴィンセント役のアンディ・ガルシア、若い!
カッコイイけど、胸毛が毛深くてびっくりした😲

コニー役、タリア・シャイアはフランシス・フォード・コッポラ監督の妹さんなんですね。本作の感想文を書いてる時に知りました。

メアリー役はコッポラ監督の娘・ソフィア・コッポラでした。

壮大なコルレオーネファミリーの物語を劇場鑑賞し、堪能することが出来ました。

2階席で観たけど、観客はおじさまが多かったです😊




観客 1階席 4人+?、2階席 7人
字幕翻訳: 戸田奈津子
劇場鑑賞 #39
2022 #46
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