けんすけ

浜の朝日の嘘つきどもとのけんすけのレビュー・感想・評価

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)
4.2
映画館の役割とは。

ただ大画面と迫力のある音響で楽しむだけでなく、見ず知らずのたくさんのお客さんと同じように笑って驚いて感動できる特異な場所だと感じた。

家で見ることもできるけど、それらはどうしても不可能。

だから、強く記憶に残ったり心に刺さったり、思い出になるんだろうなと。

この作品に登場する人たち全て映画館に思い出のある人たちで、同時に自分も映画館に思い出があって。
映画館って行くか行かないか自由意志なのに多くの人に思い出を運ぶんだな。

そういった焦点もあり、映画らしく笑えたり人とのつながりを描いたり。

映画館で見るからこそ、映画館の存在意義を痛感できる作品だと感じた。

2021年100作目の鑑賞がこの作品で何か嬉しい。

そして、高畑充希が美人で可愛くて10代のシーンと20代のシーンは外見が大きく変わらないのに変化が明白で素敵だった。
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