それなりに楽しめるけど物事がトントン拍子に上手く行きすぎるので観ていてあまり心に残るものはなかった。
聖歌隊の指揮者をしているだけのお婆ちゃんがある日いきなりゲイバーのオーナーになる決心をするシーンも何か軽く描かれていてもったいなかった。
しかもあんな閑古鳥だったバーがいきなり大盛況するのもあっけなかった。
バーで働くメンバーとの確執もなく何故かすぐに仲良くなってるし。
あれだけ柔軟なお婆ちゃんがだったら生前の息子とももう少し上手くやっていっただろう。
後に息子との回想シーンとか息子の母親への想いとか出てくるけど無理に感動を誘うような演出でちょっと嘘っぽかった気がする。
まあそう難しいこと考えずに単なるショームービーとして見れば問題なく楽しめるのだろう。
ルーシーリューがメッチャ老けててビックリした。
