性的マイノリティものにありがちな悲惨さは控えめ、都合良く次から次へとエピソードが展開していくのは、娯楽作品としては正しい形といえる。肩肘張らずに楽しめるから万人にオススメできる一本。
ルーシー・リューの存在が作品をぎゅっと締める。ちびリッキーがめちゃくちゃかわいくて、完全にばあば目線で愛でていた。
ドラァグクイーンたちの歌とパフォーマンスが全編とても良かったがために、ラストへの期待が高まりすぎたかも。演出はものすごくいいのに、彼ら（彼女ら）の歌のうまさに対して、メイベリンのアニメ声がちょっと残念だった。
（あと、隣のおにいちゃんが結構な勢いで泣いてるのに気を削がれた）
