新しい感じはないかもしれないけど、
この雰囲気は大好き★
70歳越？メイベリン役の
ジャッキー・ウィーバーの声が
そんな歳とは思えないくらい愛らしい（笑）
息子・リッキーの死によって、
出会うはずのない者同士が出会い
いつの間にか互いの孤独を分かち合う
ように支え合いながら彼が残した
ゲイバーの再建に奮闘する。
初めてのショーの打ち合わせで、
シエナの家に集まりメイベリンと大は
しゃぎする店のドラァグクイーンたち。
今の自分を母親に認めてもらったか
のようにはしゃぐ無邪気な彼らの笑顔と、
メイベリンも生きてる間に受け止めてあ
げられなかった息子・リッキーをそんな
彼らの中に感じてる気がして…
そしたら三人がひとつの家族のよう見え
てきてしまい。。。
泣くシーンでもないのに？（笑）
勝手にどんどん切なくなって涙が溢れでた。
ラスト、メイベリンとドラァグクイーンたちで作り上げたリッキーへのオマージュが詰まったステージはすごくエモーショナルで、それは場所は狭くて小さくてもアカデミーのステージさながらの迫力ある演出で素晴らしかった。
その楽曲に使われていた
ボニータイラーの「愛のかげり」。
世界的に大ヒットしてた曲で、昔何度も
字幕付きのPVを見ていたはずなのに？？
今回改めて歌詞の内容を知ったような気
がしました。
映画の内容とぴったりだった。
あと私のツボだったのが
シエナ役のルーシー・リュー！
人気絶頂の頃から今まで何とも思わな
かった人なのに、今回一周まわって…？
ここでの彼女がすごく素敵に感じた。
あのヤサぐれ具合もサイコー！カッコよかったなぁ（笑）
でもね、、強くてツッパった生き方してる中に、女の弱さもちゃんと見え隠れする繊細な演技。
今更ながらですけど、アッパレです★
でも１つだけ、
気になったメイベリンの恋の行方のおち。
個人的にはハッキリせず、、
もうちょっとぼかしてほしかったなぁ。
理解はできますよ！彼女の心情！
でも私のメイベリンはイケイケNG（笑）
…ココは少しマイナス。
でもそれ以外は全部◎
素直にとても良い作品でした★
