テキサス州で暮らす母の元に電話が…
ドラァグクィーンで、バーの経営者でもある離れて暮らす息子の死を知らせる電話だった。
取り急ぎサンフランシスコで行われる葬式に駆け付ける母。それに比べてあっさりな父の描写、多分継父だろうなぁと思ってたけど、どうやらまさかの実父。
あまりにも塩対応で悲しくなる。母もそれに従っていたようだ。
ドラッグクィーンの描写がもう少し品が良いと素敵なんだけど。そこは残念。
やたらとガタイが良い。「プリシラ」のテレンス・スタンプとか、ガイ・ピアーズ位きれいだと良いのに。
息子のパートナーとの話はあまり深まらないし、バーの再建などが都合良く進み過ぎかなぁ。山場もないまま終わりか…と思ったら、ラストでグッと心を掴まれました。母が自分の生き方を変えて、たくましく生きていく話なんだなと納得。
母役のジャッキー・ヴィーヴァーは知らない方でしたが力強さが感じられた。
ルーシー・リューのやさぐれ感も良かった。
