サクセスストーリーとしては至って普通の予定調和な展開なのかもしれません。
でも、メインはサクセスではなくメイベリンの成長と理解して認めてあげることができなかったために救えなかった大切な命への後悔と思うと、わたしにはとても響くところがたくさんありました。
ストーリーと時間の尺などで主要なメンバーのみに止まっていますが、彼らをメイベリンがケアをすることで自分の存在意義と希望、そして自分自身が救われているように感じれました。
特に気に入っているのはエリックのお母さんのエピソード。
もう私は会うことができないのという言葉でグッときました。
前半のちょっとちょっとお下品よ、
という展開からよもやこんなに泣けるとは思いもよらず。良い作品に巡り会えました。
いろいろ考え過ぎず、音楽と華やかで素敵なショーを見るつもりでまた見返したいです。
メイベリンとホテルマンのエピソードも良かった。
ルーシー・リューが紅一点でスッピンぽいのに綺麗で。
