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ドリームランドのmarucoのレビュー・感想・評価

ドリームランド(2019年製作の映画)
3.6
ドリームランド観ました。

1930年代を背景に、
テキサスに暮らす17才の青年を
フィン・コールが演じます。
清廉で若々しく瑞々しくまだまだ蒼く、
そんな彼は儚い希望を持ちつつも、
半ば諦感の日々を送ってます。
そして、
警察から追われる
手負いのあばずれ女を
マーゴット・ロビーが演じます。
青年の名はユージン❇️
あばずれ女はアリソン❇️
ユージンとアリソン💓
まるでステキなナイスカップルみたいな
名前の二人です。

物語発端は
指名手配犯のアリソンが
手負いの女豹のまんま、
ユージンの自宅から少し離れた場所の
納屋に血まみれの身を隠します。
そこで奇跡的に、
お互いの存在を知ることとなります。
ここからがこの二人の過酷な運命の
幕開けです。
私はこのマーゴット・ロビーは、
タランティーノ作品で一度だけ
観ています。そしてもう一作、
未鑑賞でしたが彼女は
ハーレイ・クインの華麗なる…、
これにも主役で出ていたと思います。
私は意外とあんまりいちびったと
言うのかふざけたオーバーアクションの
ものは好みではなかったので
観ることはなかったんですが、
本作のアリソン役、
このマーゴット・ロビーの雰囲気に
とても合致してたように思いました。
全盛期のシャローンストーンの面影が
あります。
そして彼女はとても綺麗でした。

このあばずれアリソンに対しての
17才の青年ユージンの純粋で痛々しいほど真っ直ぐな恋心が哀しい。
果たして、
この青年のまばゆいような真っ直ぐな
想いと犯罪に手を染めた計算高い女が
気持ちを通わせることが出来るのでしょうか?
この強かで危険過ぎる女と
繊細で美しい心を持つ青年、
果たしてこの二人は希望の道を
見出だすことができるんでしょうか?

後味は決して悪いものではなく、
バッドエンド苦手な私には、
これくらいの終いかたは有難い❤️
そんな想いを持ちました。

だけど正直なところ、
もう一回り二回り上の、
奇想天外ぶりを観たかったです。
刺激に馴れ過ぎたmarucoの感性です。
実にええ加減な想いです。
何卒ご容赦下さいますように🙏💞

マタアイマショウ
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