展開は大体予想できた通りだし、男主人公は覚悟が甘くて土壇場でぐずぐずするし……映画として好きなテイストかと言われれば好みではなかった。まあマーゴット・ロビーを拝めたのでよし…。
小さな山が多くて結局間延びした感じというか。バレるのでは!?→バレない、のハラハラシーンが細々してて、これならもっと恋に落ちるまでのドキドキ描写入れつつ最後がっつりハラハラさせて欲しかったなとか。
どうせ尺的にバレないんでしょ…引っ張るなぁ…と思いつつ観てた場面が多かった。
銀行を襲うマーゴット・ロビーが受付の台に立ち、そこからひらりと降りるシーンの足捌きがかわいくて巻き戻して観ちゃった。
あと痛みに脂汗かきながら笑ってみせる顔も好き。というかマーゴット・ロビーの強がり笑顔自体大好き。
「わたしはあなたにできる限り真実を話した。本性を偽ってもいない。少し複雑なだけ」がまた彼女によく似合う台詞だったなと。
ものごとの優先順位とか価値観を常に明確にしているひとが強くて好きだし、彼女の演技にはそういう強さがいつも軸としてある気がする。