制作にまで携わっているのだから、マーゴット・ロビーの意気込みは相当なものだろうが、なんとも微妙な余韻で終了。
骨格は明らかに「俺たちに明日はない」から派生させたもの。
その逃亡の末にロビーだけ小屋に隠れたのを助ける17歳の少年。
助けたのが年上への憧れなのか、はたまた同情心なのか。
この点がハッキリしないから、ユージンとアリソンの関係に乗り切れず最後まで向かう。
初めて見たがフィン・コールという役者がとても17歳には見えない。
結局はマーゴット・ロビーを眺めるだけのものしか魅力がない。
まあそれが目的だから構わないんだろうけど、本人はメジャーな大作とは差別化を図っているのだろう。