FREDDY

ドラゴンボール 最強への道のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

印象としては、原作で描かれていたブルマとの出会いからレッドリボン軍編までの物語を新たな解釈を交えて再構築した、言わばリメイクやリブート作品といったところで、CGを駆使した映像はとてもきれいですし、懐かしさを覚えるとともに、また違った「ドラゴンボール」の世界観が堪能できるので気軽に観る分には楽しめる作品ではないでしょうか。

ただ、全体的にテンポが悪いですし、悟空と人造人間8号との友情をメインとした物語となっていて、フライパン山での出来事や天下一武道会などには全く触れられていませんし、クリリンやピラフ一味などといったキャラクターも登場せず、最低限のエピソードをかいつまんで繋ぎ合わせたものとなっているので、原作ファンからすれば"駄作"と感じてしまうかもしれませんね。声優陣も一部変更されているので違和感でしかないですし。本作は悪くはないとは思うのだが、片手間程度に観るくらいが丁度良い作品かもしれませんね。
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