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あの夜、マイアミでのAKALIVEのレビュー・感想・評価

あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)
5.0
色んなことを想い出す映画🎞🎬🎞🎬

おおぉ❤️❤️😁愛しのサム・クック🌈🌈😄

Sam Cookeの『Live at the Harlem Square Club, 1963』は世界いち素晴らしいアルバム☺︎☺︎☺︎☺︎

💸▷▷▷💿
一家に一枚あった方が良いので、アマゾンのリンクを貼っておきますね!!

ハーレム・スクエア・クラブ1963 >>> https://www.amazon.co.jp/dp/B00AAKVWBG/ref=cm_sw_r_awdo_navT_a_1M1Z02EGQMF9WBQ3FVAY

もし手に入れられたらRod Stewartのこんな言葉に出会すでしょう--

“Live at Harlem Square is one of my favorite live recordings of all time. It captures the true energy of this staggering. passionate talent. It's such an intimate recording - you can hear cracks in his voice, the madness of the croud who are so with him, encouraging him, shouting for him in each song. A particular favorite is “Twistin’ The Night Away.” Sam Cooke will always be a tremendous influence on me, and who knows, if there weren’t a Sam, there might not have been a Rod.”

「『ライヴ・アット・ハーレム・スクエア』は、私が最も好きなライヴ音源のひとつです。この驚異的で情熱的な才能の真のエネルギーを捉えています。彼の声のひび割れや、曲ごとに彼と一緒になって彼を励まし、彼のために叫んでいる群衆の狂気が聞こえてくるような、そんな親密な録音なのです。特に好きなのは「ツイストで踊りあかそう」です。サム・クックは常に私に多大な影響を与えてくれています。サムがいなかったら、ロッドもいなかったかもしれません。」

--最高でしょ🎵🎶😘

▷▷▷☮️
話は一変しますが、私の最近の関心ごとは “気候危機” 、“ポストコロニアル” 、“ジェンダー” などです。相変わらずの政治の季節です。

昨日、知人とこんなことを話したのですーー

「…人間は地球の外では生きられないのに、どうして皆んなで使わないんだろう…「使う」っていうのも違うんだけど、ま〜、使わせてもらってる地球の資源を、商売人はへ〜きで「自分だけ!」と奪うのかな?そもそも、皆んなで平等に使わせていただく、この地球の恵み…人類は昔っから、それにあやかり生きてきたんで、それを、一部のひとがね、勝手にたくさん使って、大勢のひとは、それを利用できていない…そもそも平等であるべきものを、不平等にしていることを、やっぱり皆んなで直さんとダメよね…それが幸福論だよね…「生きてるから幸せ」っつっても、本当の幸福の追求を諦めた形になりながら…「幸福」って想い込むと、多分ノイローゼになると想うなあ」

ーーめんどくさいでしょ😂しかもこのあと『2001年宇宙の旅』の話したわ🤣🤣🥰

HAL 9000がおかしくなったのって自己矛盾だからね☺︎☺︎☺︎☺︎

ではでは書きますね‼️
自分に嘘をつかず書くしかないんですが、この映画の最大のチャームは

「「「   対話劇   」」」

前提として📝
「政治」は生活に困っている人、人生に苦しんでいる人を救い出し、手助けしたり、支援することですよね。

4人のスーパー “ブラック” スターは、それぞれモノ凄い、その影響力から、「政治」のパワーを持っているんですね。

でも問題は、バラバラなんですね☺︎
それぞれ生い立ちも違うだろうし☺︎
得意な手段・方法も違うだろうし☺︎
なんせ「政治」的な到達点も違う☺︎

困ったモノです🪜🪴🛶

🔗📎🔗📎🔗📎🔗📎🔗📎🔗📎🔗📎🔗📎🔗📎

私の知人は「じぶんは生活保護を受けながらほそぼそと暮らすんだ!別にこれ以上の幸福は求めない!いまもう幸福だもん」と言うのですが、私は「そうなんだ。でもさっきも言ったけど ①地球の外でひとは生きられない ②それなのに皆んなが平等に有限の資源を利用できてない 特に②の視点からこの世界は不平等/不幸であるというコトから目を背け、全体がモヤモヤしてるのに「でもここはまだモヤがない方だ」と全体を観ないのは、この世界は不幸なのに「幸福です」と想い込むのって、いつかノイローゼになるんじゃないかなあ」と正直に返答し、話は終わりました。「ああまたパラノイアやっちゃったな」と想わなくもなかった☺︎☺︎☺︎☺︎

じつはニンゲンを描いている映画として📝
ポストコロニアルな現代的状況を描いた『エイリアン』シリーズの中でも、群を抜いて “いかがわしい” のが、Jean-Pierre Jeunet監督の『Alien Resurrection』(1997)です。あの『マトリックス』も非常に影響を受けたんではなかろうか。Winona Ryderが超可愛い💕政治的対立バチバチですからね。だってWalter HillやあのJoss Whedonが製作陣に名を連ねていますから✊✊✊

色んなことが繋がりそうなので吐き出すと❗️
トランスジェンダーを描いた映画/TVシリーズでまず想い出すのは、Luca Guadagnino監督の『僕らのままで / We Are Who We Are』(2020)(HBO)ですか。

Nneka Onuorah and Giselle Bailey監督の『性と差別と自由の狭間で / THE LEGEND OF THE UNDERGROUND』(2021)(HBO)(U-NEXT)も素晴らしい。

それは “変えられない個性” でありながら “自由の探求者” でもあること🌈🌈🌈🌈

もしくは誇張した “自由の形” なのかも。

いかがわしいよ。

でもそうしないと変わらないのが社会なのかも。

こちらにも『Touki Bouki』の美しい海のショットからの引用・参照が。

『THE LEGEND OF THE UNDERGROUND』の結末部分はビヨンセが〈コーチェラ〉で披露した【ビーチェラ】と称賛されたパフォーマンスと同種のモノだったです。アフリカ回帰。『LOU』がまさにレジェンドたちの「政治」的合意を得る “むずかしさ” を描きながら、困難を乗り越えているとするなら、TVシリーズ『Watchmen』(2019)(HBO)の主演俳優 Regina King が監督を務めた『あの夜、マイアミで / One Night in Miami...』(2020)もまた同じ ナラティヴ を引き継いでいるのだろう✌️そう想う☺︎

なんだか、色んなことを想い出しますね、この映画!!

Michael Mann監督の『Ali』(2001)のオチが「おれはアフリカ人(=貧しいヤツら)のために闘うんだ」となったように、やはりアフリカ回帰…「それがおれなんだ」…という頑固さも…「貧困を無くすんだ!!」という人間的な強さも!!!!!

ボブ・ディランが物語の鍵となっていたが、ディランに影響され、フィル・スペクター、デュアン・エディを盗もうとした『Born to Run』(1975)のブルース・スプリングスティーンが、その後、1人のミュージック・ラヴァーであり続けようとする アティチュード と社会と対峙する成長した大人という アイデンティティ との狭間で、ルーツの “アメリカ人” らしさ、そのどうしようもない “らしさ” というモノを失っていった様に想います。

Muhammad Aliが、これ以外にどうオレを規定するんだよ、と “アフリカ人” であることに自然に任せて回帰していったこと。彼の物語は、世界中の全ての人々のナラティヴだ ▷▷▷ 🍃🍂

脱線、脱線、また脱線📎🔗すっかり
ウィノナ・ライダー原理主義者になってしまい、ほかの彼女の出演映画も観ていたらこれまた色んな繋がりに気づいたので、書きます。

まずレビュー冒頭に『2001年宇宙の旅』をチラッと出しましたが、さっき初めて観た『ズーランダー』にそのパロディがあって大爆笑🤣🤣

次にモデルつながりで

アル・パチーノ、レイチェル・ロバーツ主演の『シモーヌ』にもウィノナ・ライダーが出演🤩🤩

『エイリアン4』が『マトリックス』のヴィジュアルを決定づけたとするならば、キアヌ・リーヴス、ウィノナ・ライダー主演の『スキャナー・ダークリー』も、繋がる🤓🤓

蛇足ですが、ウィノナ・ライダーはパンク好きでアンモラルな女性だそうで、勝手に「わあ『フラワー・オブ・ロマンス』とか聴いてんのかな」と妄想しちゃいます😍😍😍

英語も入れないと読みづらいですね✌️✍️
モデル出身のRachel Robertsは、なんとあのRihannaの『Bitch Better Have My Money』のMVに出演しているんですよ!!!!

2015年当時のBLMと呼応する2大ソングがKendrick Lamarの「Alright」とこの楽曲です!!

当時印象的だった『TIME』のカヴァーがこれですね >>> https://www.instagram.com/p/2GPKxHK63Q/?utm_medium=copy_link

ルーツ、そして100年以上の歴史をもつJazzへと回帰していくKendrick Lamarに興奮すると共に、状況に痺れをきらしたRihannaによる『BBHMM』は女性に纏わる多くのファンタジーを破壊していきます。さっきのWinona Ryderに対する私のファンタジーとかね💔💔💔

そのMVのなかでボコボコにされるのが、会計士役のMads Mikkelsen (Thomas Vinterberg監督『Another Round』(2020)) とその妻役のRachel Robertsなのだ。そしてキメのフレーズが「ビッチ(≒ハイエナ)、あたしの金を持ってきな!」である。「「 わたしを搾取して得た札束をいますぐ持ってこい!!! 」」と歌っている❤️‍🔥✊🌈

主題と形式から「ブラックスプロイテーション」をやっているらしい(リアーナも脱ぐ!)が、「女性の身体を独立させた」と評価する声も存在するMV『BBHMM』(2015)(Explicit)の結末部分を観てもらうと、前回ご紹介したマンベティ監督『Touki Bouki』(1973)の先駆性を想わずにはおれませんでした☺︎☺︎☺︎☺︎

今回初めてその存在を知ったJim Brownですが
『BBHMM』のタイトルの元ネタ映画『I'm Gonna Git You Sucka』(1988)に出演しているのがJim Brownであり、遡ると『Slaughter』(1972)『Three the Hard Way』(1974)で主演している😱❗️❗️

この繋がり方にはビックリ🤯‼️‼️

それにしてもホント 自分ってヤツは 引用と参照 が好きなんだなあ。それがオレなんだなあ。
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