我らがキャプテン·カークの無駄遣い！(笑)
でも、マッチョなキャラクターの活躍を封印したことが、かえって映画を面白くしてますね♪
おかげで物語は、殺人鬼マイケル·アイアンサイド(スキャナーズ)と、威勢はいいけど非暴力主義のご婦人リー·グラント(夜の大捜査線)の一騎討ちに向かって収束していきます。
それにしても強烈に記憶に焼きつくのは、三十路を越えたばかりのマイケル·アイアンサイドが随所で見せる形相の恐ろしさ！
この役を演じてるのがマイケル師匠じゃなかったら、"面会時間"は"ハロウィン"や"13金"の柳の下を狙った凡百のスラッシャー映画のひとつとして、忘れ去られていたかも知れませんね。
そしてこの不毛な世界観に潤いを与えているのが、事件に巻き込まれる看護師を演じたリンダ·パール。
こういう存在、ホラー映画には欠かせませんね！
