FATMAX夜食のデブロード

アンチ・ライフのFATMAX夜食のデブロードのレビュー・感想・評価

アンチ・ライフ(2020年製作の映画)
1.9
え〜〜、まず何よりコレがソコまで広範囲ではないものの『"全国劇場公開"された』という驚愕の事実に驚きである。

ブルース・ウィリスに期待して鑑賞し愕然としている方々を見かけるが、コレは最近のブルースにしては平常運転。

そもそも近年で言えば主演の【デス・ウィッシュ】や脇役でもキラリと光る【マザーレス・ブルックリン】辺りは むしろレアケースであり、どちらかと言えばチョチョイとヒネり無く演技をしてはセカンドネームで美味しい所とギャラを頂く

《片手間マクレーン》案件

が、メインになっているというのが現状である(その中において出演時間が長いか短いかの差はあるが)。

決してブルースの無駄遣いではない。理由はあるのだろうが、コレはブルースが自ら進んでいる道である。



こちらの作品もぶっちゃければ片手間マクレーン案件であり、往年のブルースを思い浮かべて鑑賞すれば痛い目を見るのは間違いない。

ちなみに露出は長めの方だ。
というかかなり長い。

なのに構造はしっかりと《片手間マクレーン案件》である。


まぁB級映画も下には下がいるので、冒頭からの画面に映る絵はまだ頑張っている感があるのだが、そんなに間を空ける事なく

「超ハイスピード航行をお値段以上な雰囲気もしない"ほぼ単なる椅子"に座ってやり過ごす」

という展開で『…コイツはヤベェぞ。』と低予算を超えた何か香ばしいモノを感じるパターンだ。



内容的には地球脱出移民船内で物体Xなパラサイト系エイリアンが増殖してバイオハザードになるという、有名作品の美味しい所サンプリングしまくりSFアクションホラーなのだが、コレがまぁ〜

『雑にも程がある!』

と文句すら"言う気も起きない"程で、ココまで来ると むしろ感動を覚える。
(感動まで行くには多少なりとも片手間マクレーン案件の経験値を必要とするが)




とにかくコレを書いてる時点で

「 ……オチ、どんな感じでしたっけ?」

ぐらいに何も思い出せないレベルのブツだ。逆に

「SF映画でコールドスリープって起きたら大概しばらく具合悪くなってるやん。アレ、長く寝てるからナンか説得力あるよね。まぁ細かい理由や設定ワカランけどw」

という〈今どき当たり前〉級なルールを堂々とガン無視してくる潔さなら確実に覚えている。

ついでにコールドスリープマシンが「ソレはホームセンターでお幾らかしら?」と尋ねたくなる様な箱だった事も覚えている。




ちなみにこの作品、時折見かける〈おふざけ予告〉がYouTubeに存在する。
↓↓
ブルース・ウィリス最新作『アンチ・ライフ』おもしろアフレコ予告編
("アンチライフ 予告"でヒットするハズだ)

こういう物が好きな人が居る一方で真摯に映画と向き合うがゆえに あんなおふざけを嫌う人も居る事は重々承知だが、あえて言う。

『 アレが1番面白い!』

面白さ1分凝縮なブルース・ウィリス主演作品になっている。

もう本音は「アレ観とけばエエよ」と言いたいぐらいだ。全て分かる。

…"全て分かる"はウソです。さすがに ほぼ分かりません。



一応【ミスト】主演のトーマス・ジェーンも出ている。

一応トーマス・ジェーンも出ている。

一応、出ている。

…お察し頂きたい!!




…あ!

"オチ"思い出した。

『スゲェ有りがち。』

(有りがちでも面白くなってりゃ別に良いんだけど、そうじゃねぇからなぁ…)



"1周回って面白い"という表現があるが、コレを面白いと言うには一体何周すれば良いのかワシ程度の人間には知る事が出来ない域にある作品。



最強武器《洗剤》を駆使してエイリアンと闘うブルースや主演の…誰だっけ?…まぁ良いや!そいつの勇姿を眼に焼き付けるには相当なスキルを必要とするこの映画、とにかく

『覚悟してかかれ!』

という言葉しかワシは言えない。