Boss2054

アンチ・ライフのBoss2054のレビュー・感想・評価

アンチ・ライフ(2020年製作の映画)
1.7
ブルース・ウィリスを信頼して観たら裏切られたシリーズと云うのが、確実にあって、
この作品は、その代表作になるだろう❣️

オープニングからラストまで良いところを探したのだけれど、
見つかったのは、ブルース・ウィリスが出ている。
ト云うコトくらい。

実に、チープ。実に雑。
コノ予算でこの手のスケールのSF作っちゃダメだよね。
予算が分かってるンだったら、それに見合うワンシチュエーションのドラマとかを企画すれば良いのに、

例えば、美術セット。
何の説得力もない。
何でそれがそこにあるのか?
それはどんな機能を持っているのか?
A級映画だったら当たり前にやってるコトがまるで出来てない。だから、雑。

2242年ト云う時代の設定もほぼ無意味。
出て来るキャラクター設定も、
ガジェットも2021年より以前のモノばかり。
ただ、ハイパーエンジンとかゴールドスリープとかが使いたかっただけ。
その社会にコンプライアンスがなさ過ぎる。

役者さんもブルース・ウィリス以外は、
貧相な人たちばかり、
スターとしてのオーラがない。

ストーリーの展開やテーマは論外。

では、何故、ブルース・ウィリスは、
こう云う類の作品に数多く出るのか⁇
おそらく、経済的なコトではなく、
知り合いのプロデューサーに頼まれて、致し方なくか、
または、コレからの映画人を育てるために、自らが出演するコトで企画を通すためか、
どちらにしても、ブルース・ウィリスは、良い人なのかも知れない⁇

ト云うワケで、ワタシたちは、ブルース・ウィリスの名前に惹かれて、
まだまだこう云う類の作品に付き合わされるに違いない。
見分けるコツは、製作会社ト配給会社だ。
その両方が見覚えのある会社だったらまあ大丈夫。
見たコトもない会社だったら、
気を付けた方が良い。
さらに、始まって、10分経ってやばそうだったら、それはもう、最後までやばいぞ‼︎
ト覚悟した方が良い。
面白い映画は、始まった途端に面白いのだ‼︎
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