たかちゃん

ソングバードのたかちゃんのレビュー・感想・評価

ソングバード(2020年製作の映画)
2.7
2024年のロス。新型コロナウィルスはさらに強力で致死率の高いウィルスに変異していた。感染者は隔離施設Qゾーンに強制収容される。主人公の青年ニコは、ウィルスの免疫を持ち、バイク便(ほぼ自転車のような)を仕事に、自由に動き回れていたが、恋人サラの家族が感染、彼女もQゾーンに隔離されそうになる。ニコは闇取引で免疫証明のブレスレットを手に入れ、彼女を助けようとする。
シンプルなハナシなのに、警備隊との攻防戦が見せ場のアクション映画になって、せっかく新型コロナという現実を取り入れながら、題材を活かせておらず、コロナでなくとも成立してしまう話になってしまった。いかにもマイケル・ベイ製作らしい派手な近未来アクションである。デミ・ムーアが、善悪が判然としない存在感のあるキャラで印象に残る。
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