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ソングバードのhideharuのレビュー・感想・評価

ソングバード(2020年製作の映画)
2.0
2022.10.08 伏見ミリオン座にて鑑賞。メンバー割引利用。

仕事帰りにこの映画館の前を自転車で通り過ぎていくのですが目に付いた本作のポスターが何かしらホラーっぽい要素もありそうな感じだったので今日は丁度その映画館のある方面に用事もあったので本作をついでに見て帰ることにしました。
先にチケットを買って何気に置いてある本作のチラシを始まるまでの短い間にサラッと目を通してみた。何かパンデミックの話で製作にマイケルベイも噛んでてデミームーアまで出てるじゃん。
もしかしたら思ってたような映画ではないかも、とそこで気が付きました。
でも割とメジャーな作品なようだからそれなりに面白そうかもね、とも思いました。

連休初日の昼過ぎの回、客は10%くらいの入り。まあこの映画館はいわゆるミニシアター系にウケる映画をよく上映しているので仕方がないかと思いましたが、始まってからしばらくしても全然面白くない。

要はコロナが更に感染力を増し、致死性が高くなったという仮定のアメリカ(カリフォルニア)が舞台のサスペンスに愛とか家族とか絡ませてる感じです。
上記のような世界なので免疫の無い人々は基本的に家から一歩も出ることはなく、感染すればゲットーみたいな収容所に隔離される。そんな中で希望なのは免疫を持つ人たちも極僅かながいて、主人公もコロナに耐性があるので自転車で宅配の仕事に勤しみお金を貯めていつの日か恋人も感染者の1人もいないと言われている町に行く事を夢見てる。

免疫のあるものは政府から支給された腕時計のようなタグが与えられ、マフィアのごとく金儲けのために大金で偽のタグを売りつける輩もいたりする。
ロサンゼルスを舞台にしながらもミニマムに描かれているので誰かが誰かの知り合いっていう御都合主義もあったりします。

恋人を救うために奔走する主人公に感情移入ができれば少しはハラハラドキドキを感じたのかも知れないですけど自分はイマイチ乗れませんでした。
わざわざ映画館で公開するような作品なのかな?レンタルで十分な気がします。ちなみに配給はポニーキャニオンとWOWOWなのでそのうち直ぐにWOWOWプレミアとかで放送しそうですよね。
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