映画におけるスタント:離れ技、妙技ともいえる動きは必要不可欠で、これがあるからこそ、エンターテイメントとも言えます。そんな中でスタントウーマンとして活躍してきた方々のドキュメンタリーになります。
誰も知っているような映画からアメリカのドラマシリーズなど、昔から映画が好きな人はめちゃくちゃ面白いと思います。本当に誰もが知っているような名シーンやその裏話を聞ける事はより深く映画を知れて良かったです。
一方で、映画をさほどという人にはわからないと思いますが、もちろん私もわからないところがありました。それは一種の勉強というか新しく得られる知識だと思って見たらいいと思います。
それだけには止まらず、むしろこっちがメインではと思うテーマ。男女差別の中での仕事、映画における男女の配役の差別、徐々になくなりつつあるというがまだまだ道が開いたわけではない。この映画は継承と新たな開拓がテーマになっていると思っていて、インタビューしている組み合わせが本当に素敵だった。我々も身近にこういったことが起きていないか、考えさせられる部分もありました。
昨年のようこそ映画音響の世界、その前にあった映画音楽の世界、そして今作品と映画には計り知れない方々が関わっており、一つの作品を作っていると思うと、どんな作品(面白くても面白くなくても)リスペクトを持って鑑賞していきたい。もちろん、お金を払っている以上、好き勝手話してもいいと思うし、好きだからこその意見もあるかと思います。
映画を好きになってもらうことを2021年も頑張っていこうと思った作品でした。
ルールを守って、鑑賞していただければと思います。
2021年公開作品 1作目