気合を入れて久々150分超のインド映画。ボードゲームのルドーを主題として4つの物語が始まるわけやが、コメディ色強めで面白い。が、なんとも惜しいという印象。
というのもルドーって各色の追いかけっこや潰し合いが面白いボードゲームですし、その辺をもうちょい強調していただきたかった。要は交差をもっともっと増やしてほしかった。
とか言うものの終盤にかけて各四組が時折交わり、あのクライマックスに向かっていくあたりワクワクする。
"ラブ・アクチュアリー"とか"ニューイヤーズ・イブ"の名前を出すのもどうかとは思うが、とにかく終盤に進むにつれてどのようにまとめあげるのか楽しみになる。
前述の通り、各色の絡みについては惜しいという印象だが、終わり方に関しては割とお祭りタイムの集大成って感じで高評価。
あのようなシーンをたくさん観たいんだが、それはそれでバランスとか見応えのことを思うと難しそう。
4つの物語が語られるだけあって、俳優陣も「主役!!」という主張がなく、そのあたりインド映画っぽくないねんけど、それがなんか新鮮でいい(普通なら歌って踊っての主張まみれなので)。
「ルドーは人生の縮図」「絆は理屈ではなく奇跡」みたいなちょっと気になる名言が生まれてるの笑う。
まぁとにかくこの映画はあらすじが面白そうに見えるからちょっと書かせてほしい。
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公式のあらすじ
流出したセックス動画に、大金が詰まったスーツケース。運命のいたずらと偶然、そしてひとりの奇妙な犯罪者を軸に、4つのまるで異なる物語が交差する。
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ちなみにSwitchのアソビ大全はルドーをやるとCPUの畜生さがなかなかに腹立たしいので非推奨です。
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再観賞用登場人物メモ
黄
腹話術アーカーシュ
ビデオ流出シュルティ
緑
元詐欺師アールー
幼なじみピンキーと浮気夫
赤
元囚人ビットゥ
元嫁アーシャ、娘ルヒ、夫バヌ
青
ホームレス青年ラーフル
看護士シージャー
その他
首領(?)サットゥ
女の子ミニ、犬チークー
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