このレビューはネタバレを含みます
自分は世紀に一度生まれるか生まれないかのホワイトタイガーだと言っておきながら殺人を犯しても捕まっていないのはインド人に多い顔だからであるという皮肉。
これはインドの格差社会にスポットライトを当てるための作品と捉えればいいんだっけ?だとしたら終始まあ…そやろな〜って感じで困惑
バルラムの成り上がり物語なんだとしたらもうちょっと心情描写ほしかったというか、もしくはセルフナレーション無しで演技で語るほうがいいのではというのが感想
言語が違うならセルフナレーションないとアメリカ人にはわからないだろう…という忖度が無念
なんでアメリカ人にそんな配慮せなあかんねん!ミナリはセルフナレーションなかったよ!
アショクという名前をあげると序盤で言われていたけどまじでもらってたね。
自分を支配していたアショクを殺してアショクが憧れたバンガロールで自分が"理想の"アショクになるというのは寓話的。
でもあんな悩んでたのに家族死ぬやろなって決断あっさりしてて困惑。動物園で虎見たぐらいでそんなあっさり決断するならもっとはよ実行できたやろと思わなくもない。