1959年にカンザス州で起きた一家惨殺事件
関係者へのインタビュー含め執拗な取材を行い
トルーマン・カポーティが書き上げた小説
の映画化
加害者が事件を起こすまで、起こしてから、
逮捕されてから、執行されるまでを執拗に
追いかける
クールな視線と事件(というか加害者?)に
対しての熱量、相反するはずのモノがモノクローム
の映像に焼き付いて引き込まれるように観てしまう
加害者を擁護するまではいかないにしても
作り手が彼らと同化してる感じがする。
被害者側に立って善悪を明らかにする犯罪映画
ではないのは確かです。
冷血(原題も)って何だろう
生まれ付いたものなのか、幼少時の体験が作る
ものなのか
善人とか悪人とか、精神障害があるとか無いとか
関係ないようにも思う
それでも四人を殺害
加害者の一人が相方に対して同性愛的なモノ
を感じたけど、同性愛者のカポーティはそこに
も引っ掛かったのかななどとも思う
原作読まないとね