上海十月

暁の追跡の上海十月のレビュー・感想・評価

暁の追跡(1950年製作の映画)
2.5
2016年の感想。ドキュメンタリータッチと警視庁の全面協力した作品。脚本は、新藤兼人。市川崑自身がようやくやりたいようにやれたという作品。田中プロダクションとあるが、東宝争議中だったので新東宝との合作らしい。警官の厳しい状況を描いている。市川崑の女性の描き方は、なんだか勝気な女性が多い感じがする。杉葉子がちゃきちゃきした感じでありながら水着になったりとサービスシーンも多い。話自体は、こういうのを観過ぎなのか、あまりいい出来とは個人的には、思わなかったですね。杉葉子は、現在アメリカでご健在。先日、亡くなった原節子のインタビューで語っていたのを思い出しました。
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