らんらん

みだれ髪のらんらんのレビュー・感想・評価

みだれ髪(1961年製作の映画)
3.0
明治期の東京が舞台、勝新太郎の喧嘩に巻き込まれて山本富士子は足に大怪我、運ばれた病院でハンサムな若先生川崎敬三と出会います
ということでこの3人による三角関係、身分格差恋愛もの

川崎敬三は華族のお嬢様と結婚話が進行中なんだけどあまり乗り気ではない
山本富士子は大きな材木問屋のお嬢さん、大切に育てられてる箱入り娘だけど、気が強くやんちゃなところもある
勝新太郎はしがない板前見習い、酒好きだが飲みすぎると悪酔いしてトラブルを起こす

川崎敬三とお富士さんはお互い惹かれあっていたんだけど、周りの反対もあってお富士さんが身を引く
おまけに家が全焼、借金だけが残り芸妓に身を落としたお富士さんは地方を転々と流れることに
それでも勝新はお嬢さんの力になるためにどこまでも一緒に付いて行ってサポートを続ける

お富士さんとしては元カレのこと完全に忘れたわけじゃないけど、私も今じゃこんなんだし、ずっと一緒に付いて来て助けてくれる勝新さんラブかも?みたいな時期に来てたんだけど、、、そんな時元カレと再会しちゃうというドラマね

で、どんなラストが待ってるかと思ったら、、、なんかイマイチ
強引に美化しすぎ?展開がちょっとむりくりかなぁと
これで感動とかないでしょ、大真面目なんだろうけどコントみたいだった

なんかすぐ忘れちゃいそうな内容の映画だと思う
山本富士子は綺麗だし、勝新もがんばってはいるんだけどね
まだ座頭市や悪名シリーズ前の勝新だから魅力が薄いですよね
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