柊

ブレット・トレインの柊のレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.6
最初からB級映画観るぞ〜って感じの意気込みゆえにハードルは低かった。それでも静岡あたりまでちょっと私は退屈。なので眠かった。
話が結局どこへ行くのかよくわからなくなったけど、アクションの切れ味は流石の一言。その上どんだけこんなB級映画にお金かけるんだか?ってくらいドッカンドッカン派手。

真田広之が乗り込んできてから、ようやく物語が整理されてきた感じがして、それまではとにかくとっ散らかってます。
でも結局は愛故の復讐。ちょっと古典的すぎる。
でもまぁこんな映画によくこんだけのキャストでこんだけのお金かけたなって事に感心しています。

風紀上人が簡単に殺されるシーンが多くて宜しくないけど、あまり考えてはいけない分野なのだと思う。真田広之が最もらしく哲学的な事言っても所詮は殺し合い。そんな感じに観るべきですね。真田広之の奥さんがいかにもハリウッドのアジア人女優で…セリフたいしてないんだから日本人にはできなかったのかな。

ブラット・ピッドとサンドラ,ブロックの組み合わせが好きすぎる。なんならこっちがほんとのカップルになってほしいくらい。

新幹線が車体にイラストが入っていたりなかったりと一貫性が無いのが気にもなるけど…まぁ仕方がないかな。
そして外国人の描く日本の風景が相変わらずなんちゃって日本でその辺りもB級臭が漂う。でも米原のなんもない感じは間違ってはいない。

そしてこんなお金のかかったB級映画でとにかく頑張ってくれた皆さん。日本を舞台にしてくれてドモ アリガト

蛇生きてたけどどうなったのかなぁ…
柊