「ドウモ アリガト」
何だろう何だろう何だろう何だろう
面白い❗️
面白いけれど、手放しじゃない感じ
ノりたいけどノりきれない感じ
ストーリーもキャラもアクションも
すべて楽しめたのにな〜〜〜
おそらく最大の引っかかりは過剰に日本に目配せしてる姿勢なのかなと思う…
悪運 幸運 因果応報
Fate(運命)に翻弄されるとロクなことはない
『ターミネーター ニュー"フェイト"』の監督が自分の作品に対して自虐的メッセージを言うくらいなのだから、間違いない！
みかん、レモン、王子、ウルフ、ホーネット、木村、そしてレディバグ
一つの列車に乗り合わせた七つ星
誰がお天道様へ挨拶することになるのか
ブラピ兄さんのドタバタ、オロオロがたまらない
小気味良いアクション
密室ならではのアクションが楽しい‼️
他の乗客を意識しながらの殴り合いは緊迫感たっぷりなのに思わず笑ってしまう
アクションと笑いの配分が絶妙で最初から最後まで気持ちが盛り上がりながら楽しいままに観ることができる
リボルバーを腕に押し当てて回転させるカッコよさ‼️
キャラがしっかり立ってるから大袈裟なモーションもきれいにマッチする
問題は日本へ対する目配せ
日本小説が原作、日本が舞台のため
テロップが漢字(タイトル『弾丸列車』がめちゃくちゃ良い)、差し込まれる邦楽(『スキヤキ』など)といった目配せがすごい
しかし、それをやるならもっと作り込もうよ！という気持ちがいっぱい
登場する日本はやはりハリウッド独特の"ニホン"
何なんでしょうね、東洋を相変わらずごちゃ混ぜにしたあの感じ
ハリウッド映画で描かれる日本はいつも違和感しかない
その認識いい加減アップグレードされないものなのか…
"夜行新幹線"とは何なの？おそらく現代劇なので近未来舞台でそれが導入された世界を描いているわけでもないだろう
深夜なのに最初乗客がごった返すのも違和感
あとは邦楽を無理に使ってる感じがしてキツかった〜
もう『ヒーロー』は麻倉未稀版じゃなくて原曲で良いじゃないかと思ってしまった
最初の『Stayin'Alive』のノリが良かっただけに洋楽固めで良かったかも
邦楽にするにしてもロックミュージックを使用するとかもっとマッチングを意識すべき気がする
とにかく「やるならやるで徹底的にやりましょうよ！」ということが言いたい
日本マーケットを意識するならそれくらいね
