間違いなく頭空っぽアクションものと認識して鑑賞すれば、100点満点。キャラクターが魅力的。限られた空間が舞台ですが、入れ替わり立ち替わりのファイトで画面に飽きる暇もなく。ストーリー自体は単純なので、アクションなど楽しんでいるとあっという間に観終える感じ。面白映画として観てるのでヘンテコ日本も大変愉快。そもそも日本をわかっているけど面白くしてくれてるやつかと。
そこそこ過去を語る必要がある真田さんがいるので、各キャラわりとさっくり。もったいない気もするが、彼らも掘り下げられたら絶対に長いな…ってなったと思う。もうちょい食べられるかな、くらいが丁度良いやつ。
終始気弱困り顔の長髪ブラピが可愛いおじさん。でもたぶん強い。アーロン・テイラー=ジョンソンは本当に、作品によって全然異なる人になりますね。今回の憎めない殺し屋凄く良いです。
ロシア人ボス役誰かな〜と終盤まで楽しみにしていて(前情報0鑑賞…)、マイケル・シャノン!!嬉しい。
全体的にキャストが豪華。今後の舞台はどうあれ、基本皆がゲストキャラみたいな作りなので続編できそう。原作どうすんだってなりますけど…。原作は未読です。特に原作のことはチラつかず、アクションハリウッド映画として楽しめました。
とは言え、恐らく元々音が大きめ・狭い車両のシーンがほぼ9割。狭い空間なのでアクションはコンパクト気味。個人的には2D字幕で十分かなと思いました。