素敵なご縁に恵まれ、先日、京都で行われたレッドカーペットへの参加が叶いました。
ブラット・ピット、アーロン・テイラー=ジョンソン、真田広之さんからサインを頂き、写真まで撮らせいただいたのですが、未だに実感が湧きません。
それはさておき。
訪れる先々のジャパンから分泌される、致死量を遥かに上回る“トンチキ”を、これでもかと言わんばかりに過剰に摂取させられる、ぶっちぎりの生涯ベストトンチキジャパンムービーでした。
「また刀だ」「伝統芸か」
そんなやり取りに、伝統芸にしているのはそちら様ですよ。という野暮なつっこみをつい入れてしまいましたが、そんなやり取りにすら、嬉しさが溢れて止まりませんでした。
何を隠そう、私は、トンチキジャパンに目がないのです。
原作の『マリアビートル』はまだ半分しか読めてはいないんですが、初登場シーンから読者の心を掴んで離さない〈蜜柑〉と〈レモン〉を、より魅力的なキャラクターとして描いてくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
原作ではアクション描写はほとんどなく、心理合戦で物語が進むため、もし原作を読んでいなければ、少し物足りなさを感じてしまったかもしれません。
逆に、原作を読んでいたおかげで(途中までですが)「よくぞここまでのアクションを盛り込んでくれた」と感激すら覚えたので、今後もし原作が存在する作品を観に行く場合は、なるべく事前に目を通してから行きたいなと思いました。
これから『マリアビートル』の続きを読みますが、一緒に〈殺し屋シリーズ〉の『グラスホッパー』と『AX アックス』も購入しているので、いずれの作品も、読むのが楽しみでいっぱいです。
既に日本で実写化された『グラスホッパー』ば爆死したようなので、是非ともデヴィッド・リーチ監督に、他2作品の実写化をお願いしたいです。