このレビューはネタバレを含みます
夏休みモードの映画のラインナップでは食指の動く映画があまりなかったの。見たいなと思う映画はことごとく吹き替えで字幕無し（なんでやねん）
吹き替えならば配信で良かろう、と映画館に行かない時期が長く続きやっと待っていたブラピの映画が公開されたので金曜日のレイトショーで見てきました。
ユナイテッドシネマ新潟レイトショー鑑賞。
ハリウッドの描く日本は本当にへんてこりんで、彼らが作り出すトーキョーはもはや東京ではないと思っているわたし。
「トーキョー」が舞台の良い映画になっていました。
もうブラット・ピットが「レディー・バグ」の時点でもうおかしい、とっても変。
そこに持ってきてマンダリンとレモンだし、ネーミングがすごくないか？っていうセンス。
せめて日本人は日本語ちゃんと話せる役者にしようよ。
キムラ役の人、日本語ダメなんじゃない？でもこれが演技だったらまた笑える。
大体夜明けに京都に到着する新幹線なんかないし、1本千円の炭酸いりの水なんかないし、エルダーのように日本刀が使える日本人なんていないのですよ。
もう始終おかしくてしょうがない。
レディーバグのひょうひょうとしてとぼけた感じがもうたまらなくおかしい。
ブラット・ピットって二枚目なのに、なにやってん？と思いつつも、おかしくておかしくてしょうがない。
戦うことでだんだん汚れていくブラット・ピットもなかなかみものでした。
プリンセスの無表情なところもツボ。
結局新幹線自体を壊しちゃうんだけれども、やることのスケールが大きすぎて笑える。
すべてが笑いに通じたこの映画。
タランティーノ作品が好きな人には特におすすめです。
へんてこりんな日本と日本語が許容できるならぜひ見てほしい。
ほんと、ずーっと声出さないように頑張って笑いながら見てきました。
面白い映画に出会えました。
