原作は途中まで読んだけど、こんなにポップでは無かったような。原作が東京ー盛岡間だったのが今回の映画化は東京ー京都間の設定で逆を行ったように『マリアビートル』の反対を行くようなビックリジャパニーズ描写とアクションで前半こそ楽しめていたのだが、テンポ良く色々な人が退場して行くので後半からは冗長な語りが増えてきて退屈していった。それにリアリティの欠片もないような無茶苦茶な展開も悪い方向に進んでいたような気がしてあまり好きではなかった。都合の良い展開全て「運命です」で纏めるのも…。カメオ出演もここまで来ると全部読めてしまい湧かない。原作に忠実かどうか関係なくとにかく後半から置いてきぼりになってしまった。2022年ワースト映画筆頭候補。
