こぅ

Xing クロッシングのこぅのネタバレレビュー・内容・結末

Xing クロッシング(2018年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

20/'21

ナチョ・ルイペレス脚本、監督デヴュー作で、
【クライム・ミステリー】。

原題のEl…の意味は、[地中に]。

スペイン産ミステリーというと、期待するけれど、これは〜
今時既視感のある古臭い王道脚本を、良くここまで周り口説く
引き延ばしたという才能には感心(90分程度で済む話)。
最早、引き延ばしも定番か〜
素人の2人が、【刑事以上の活躍】を見せるのも定番。
争いの元になっているのは、ある証拠品とかも目新しさ無く、
いくつか脚本の突っ込み処はあれど構成、纏め方自体は上手い
し、王道を踏襲しているのでそれなりには楽しめた。


STORY
原因不明の交通事故で死んだ議員の叔父、フェリクスの葬儀に
出席する為、故郷スペインに帰ってきたジョルディ。叔父の
息子、ディエゴとの再会を喜び合ったのも束の間、彼の
一言で状況は一変。ジョルディの父親、パウの失踪事件と共に
行方不明になっていた女、ベラが葬儀に参列していたと言う
のだ。更に、今回の交通事故は、国立公園の開発を巡る汚職
事件と関係があるとして、警察の捜査の手も伸びていた。
パウの失踪と謎の女、叔父の事故死。それらを繋ぐように浮上した汚職事件。ジョルディは、ディエゴと共に、父、パウの
失踪の真相を探る為、封印されていた過去を紐解いていく…。


【20年前の回想式】てのがメインで、ミステリーとして良く
ある王道手法は良いとして、ほぼ、一体誰の目からの回想⁉︎て
のが【終始不自然】で、そこが気に掛かかった。

スペインだけに美男美女(美乳チラリ)は出ていたかな。

撮影やムード、演出は、良かった。
キャストの演技も悪くない。

クライマックスの過去とのカットバック〜冒頭とラストの
繋げ方も上手かったな。が、、

本作で一番言及したいのは、、
キーになる謎の女、ベラが序盤の葬儀に出席をディエゴが20年振りに確認したにも関わらず、コンタクト取らずにそのまま
スルーしていた事‼︎これは、ディエゴが【大馬鹿野郎】だ‼︎
とイライラする事必至‼︎
こぅ

こぅ