kyohei

ボクたちはみんな大人になれなかったのkyoheiのレビュー・感想・評価

4.0
森山未來演じる佐藤が過去を振り返る人生映画でしたよ‥
人間だれもがこのような人生を歩んでいると思うとなんか勇気が湧いてきたような気がします。

その年代ごとの時代の質感や、ある時期に物凄い濃い関係になっていた人がいる人には刺さる映画なのかなぁと思いました。
そして現代のコロナ禍も描いているあたりもリアルでしたよ。
篠原篤さん演じる七瀬と佐藤が歩く東京の街には人がひとりも居ない‥
過去のその時に物凄く輝いていた場所がコロナによつて寂しい感じになっているのは切なくも感じました。

時代背景のリアルさや(特に歌‥恋するフォーチュンクッキー、野猿叫び、globeなどなど、そしてテロップ‥原発事故の時確かにこんなテロップをテレビのワイドショーで毎日見てたよ!)たったその時ぐらいしか出てこない俳優さん達が印象的。

東出昌大の若いときはちゃらんぽらん感があったのに今は真面目になっている感がなんか良かった。

始まりは雑誌の文通コーナーからスタートしてだんだんと恋人関係になっていく伊藤沙莉‥
なぜ(・・;別れてしまったんだろうか?

一番印象的だったのはちょうど2000年に出会ったスーちゃん‥
スナックで尾崎豊を2人でデュエットしている時は多幸感がありました。
その後事件で全く音信不通になってしまうことがなんかリアル。
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