たーこ

戦火のランナーのたーこのネタバレレビュー・内容・結末

戦火のランナー(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

前売り券購入時点で住んでる県では上映予う定がなくて、これを観るために隣県まで行きました。
結果、わざわざ2時間かけて行った甲斐があった、、、泣

私自身長距離をずっとしてた身として、走るという競技の難しさ苦しさ楽しさをわかってるつもりだった。このドキュメンタリーの主人公、グオル選手にとって私が走ることに対して思ってきたことってのがそもそも「無い」ということ。私たちにとって走ることは趣味であり、競技でありスポーツであるけれど、グオル選手にとったら紛争での襲撃や人攫いから逃げるための手段でしか無かったのだから。競技であるということすら知らなかったそう。
まずはこの事実に衝撃を受けた。紛争や戦争があることも、何千何万となくなる方がいるのも知っていたつもりだったけど、ここまで考えが違うとなると何も言えなくなった。
国のために、家族のために、導いてくれた神のために走るグオルは強い。
グオルの過去の話を聞く度に、どれだけ日本という国が恵まれてるのか、大事な人と過ごせる時間がどれだけ貴重なのか改めて教えて貰った気がする。

上手く言い表せないけど、めちゃくちゃ人が良い。グオル選手には幸せになって欲しいな。
上映館が少ないらしいから、どんどん広めて欲しい。料金の何割かユニセフにまわるらしいよ!

最後に、初めて行った土地、映画館で大変ドキドキした!また、このシエマさんの雰囲気がとってもレトロで、今どき珍しい自由席だった。席自体も決して綺麗とも言えないけど、昔ながらの映画館って感じでリラックスして観ることが出来たのも良かったひとつかも。
ただ、このシネマグループの半魚人みたいな全身タイツのイメージキャラクターが衝撃を受けるほど視覚的インパクトデカすぎた笑笑 そのキャラクターが注意喚起をする映像が上映前に流れるんだけど、もう、それがやばい笑
乳首透けてますよって教えてやりたかった、、、、ホント吹き出しそうになった。

シエマさん好きになったから、また遠出して行きたいと思う〜
たーこ

たーこ