磨

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~の磨のレビュー・感想・評価

3.7
日本を代表するバイプレイヤーが集結し、本人の名前で登場するドラマの劇場版。
邦画実力派俳優が大好きな自分にとっては天国のようなドラマです。
…ただし、シーズン1しか観ておりません。
理由は大杉漣さんロスとかではなく、なぜか勤めていたレンタル屋にシーズン2から入らなくなったからというツマラん理由(笑)
一気見する為にドラマ録画してなかったのに…もういいや、と記憶から消去していました。その後シーズン3まで続き、劇場版まで公開するのは衝撃だった。

とりあえず、久々に観た冒頭のヤクザ映画シーンでオッサン達が増えていたのと、その後の本編が違う俳優陣で進行していたので少々焦ったけど、元々がワチャワチャした話だし、その辺りは脳内補正(結局はオリジナルの4人が中心だったし)

とにかく出てくる人全員上手な人で好きな俳優ばかりで大満足。バイプレイヤーっぽくない方も何名か(特に女優)見受けられたけど、どんな役柄でも演じきれるのもまた名優。そんな方ばかりなので、主役とか脇役とか端役とかではなく、ちょっとした演技一つ一つを堪能しました。個人的にはアベンジャーズのような(エンドゲームの全員が集まるシーン)イメージで鑑賞。

これだけ豪華な顔触れを集める事ができたのも、ある意味テレ東だからこそなし得た事だと思うし、プロデューサーの方も「大杉漣さんへの想い」でつながったと仰っておられましたので、やはり大杉漣さんの役者としての偉大さと素晴らしい人格者であったというのを改めて感じます。
いくらコメディでも犬種変わっちゃダメだよと思ったけど、それも大杉漣さんの愛犬繋がりと知り納得致しました(笑)
磨