Xavier

警察と泥棒のXavierのレビュー・感想・評価

警察と泥棒(2020年製作の映画)
3.8
上映時間7分(実質は4分弱)の警察による暴力と人種差別に抗議する作品。

アニメ(クレイアニメや手書きの物も)と実写を融合させて、話は進んでいく。

この中でも、語られている事なんだけど
小さい頃は、差別など無く一緒に遊んでいた。そして、大人となり職に就く。
その職、まぁ特に警官となった者は、とりわけ人種差別が激しい。
特に南部は…

何をしたという訳では無いのに、肌の色が違うという事だけで、疑われ暴力にさらされる。
1964年に公民権法が成立しているというのに(公民権法…アメリカ国内において人種差別を禁止する法律)
成立から50年以上たっているのにも関わらず…

後、何年経てば差別は無くなるの?
どうすれば警官の暴力は無くなるの?
淡々とした映像の中に重たいテーマ。
短編作品だけど、考えさせられるなぁ…
Xavier

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