Tち

海に向かうローラのTちのレビュー・感想・評価

海に向かうローラ(2019年製作の映画)
5.0
トランス女性が日々直面する排除や差別に対する明確な回答と彼女たちに投げかけられる排除言説のロジックがいかに破綻しputainなものであるか...ヘテロセクシャルシスジェンダーのトランスジェンダーに対する無理解つまりはジェンダー、セクシュアリティ対する無理解および理解する必要がない特権性に加えて、トランスジェンダーは生きているだけで自分の身体やセクシュアリティの政治性を意識せざるを得ない構造を改めて認識した。もうローラの言う通り、「個人の選択」でしかないので... #100%agree 自分の身体がどうありたいかなんて自分が決めるし、他者はそれを尊重するなんて当たり前のことを何度ローラに言わせるつもりなんでしょうか...対話可能性/不可能性についても対話が対等な関係でなされない時は打ち切ることができ、家族愛(概念)によって父性(概念)や母性(概念)によってローラの心情が従属させられることがなかったのが嬉しかった...家族愛(概念)で対話が強引に成功している感じはなきにしもあらずでしたが... EU フィルムデーズさん延長本当にありがとうございます..... #私はこの恩を忘れたりしない
Tち

Tち