原作は未読。でも読みたくなった。
綾野剛＋成田凌＋millennium parade
というセンスの詰め合わせみたいな映画なんで、それだけで見る価値アリ。
綾野剛がほんとにかっこいい。
ホームレスで体臭キツイらしいけど、カッコイイ。ニット帽が似合う。
そしてmillennium paradeの挿入歌もたまらなくかっこいいな。
監督が清水監督なだけあって前半の暗い雰囲気がとても魅力的だった。
初めて名越が左目で人間を見たシーンからワクワクが止まらなかった。
キャラクターが出てくる度に、その人間が持つコンプレックスを推測してみたり。
そんなこんなで前半は楽しめたのだが、後半は失速気味。
この映画のコンセプト的にもっと闇の深い残酷な映画になると思ったけれど、割と綺麗めな話だったので少し物足りなさを感じてしまった。
でも凄くかっこいい演出多くて、あんまり飽きなかったなー
少なくとも原作はとても読みたくなった。
それだけでも実写化成功な気がする。
ただドラマの方が成功したような気もする。1話完結にしやすそうな内容だし。
色々惜しい映画でした。
