くう

くれなずめのくうのレビュー・感想・評価

くれなずめ(2021年製作の映画)
4.0
引きずることを受け入れる。

……もう最初の方からそういうこと?という空気で展開しているので、どんどん姿が出てくると同時に切なさでいっぱい。

青春を引きずろう。無理に忘れなきゃならないことなんて何もないし、引きずるのも現実。青春は愛おしいな。

成田凌、若葉くん、主題歌トータスと、朝ドラ「おちょやん」 終了を引きずっている方にもぜひ見ていただきたい。

舞台の上はここでも輝いている。それがこたえだ!

他のユーザーの感想・評価

meroko

merokoの感想・評価

4.0
監督のこの映画への、「昼と夜の狭間の曖昧な時間に真実が宿って、小さな世界の小さな感覚に救われる」みたいなコメントを見て、絶対観ようと思っていました。

泣ける展開かと思いきや、全然泣けなくて、内心ほぼずっと爆笑していました。

6人の距離が近い(笑)

皆それぞれ最高だったけれど、季節さんのキャラが特に好きです。

まさかの展開に、言葉を失いました…。
よく分からないところもあったけれど、その曖昧さも全部ひっくるめてこの映画なんだなと思えました。

本当に6人が愛おしい。
こ

この感想・評価

-
げにしょーもないこともいいじゃない
2曲をリピートしまくって映画に臨んだのでそれだけでたのしかった
結構肩震えるくらい笑ったんだけど 笑ってる人がいなかった 🥺
カネコ

カネコの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

高校の同級生に会いたくてなった。
泣けると思いきや泣けない映画。良い意味で。
成田凌、いい役者さんですね。
今年は全然映画館で映画を観れてない。
やはり映画館っていいですね。

20.5.17 3本目
sk

skの感想・評価

3.5
よくわからんシーンもあったんやけど、自分達の高校陰キャグループとリンクしていろいろ思い出したなぁ。卒業後、別々の環境だけどもちょくちょく会ってますってとこもリアル。
披露宴と二次会までの間って何をするにも中途半端な時間やな。
しんこ

しんこの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最近はリアリティ路線の素晴らしい邦画が多い中、今作は切ない青春映画でもありながら、コメディとか変なファンタジー展開に振り切ってて逆に新鮮で良かったと思います。ソーラン節に合わせてビールにフンドシ入れるとことかめっちゃ笑えるし、取り出した心臓をマッサージして血がピュッピュッて飛び出すのなんてコレはいったい何を見せられてるんだろうって感じで面白かったです。終盤は、泣かせる→ファンタジー→泣かせる→ファンタジー→しみじみ→ウルフルズと、行ったり来たりでどこに向かってるのかよく分からなくなりますが、それ自体が登場人物達の心の葛藤みたいなものを表しているんだろうと勝手に納得しました。最近だとちょっとテーマが似てる傑作『佐々木、イン、マイマイン』がありましたけど、藤原季節に関しては今作のほうが好きでした、最高でした。ちょい役ですけど滝藤賢一のキャラは、ちょっとやり過ぎましたかね。
原作舞台くれなずめも最高でしたし、今作のキャストが本当に最高で期待大で公開日に鑑賞。

舞台を本当にそのまま映画化した感じ。セリフの細かいところやゴジゲンメンバーの雰囲気も上手いこと再現されていて愛おしかった。

原作を観ていない人にはどう映るのかかなり気になった...ラストにかけてのファンタジーパート私は大爆笑したけど、みんな、大丈夫そ?ってなった

そして本当に若葉竜也の演技最高すぎる
だ

だの感想・評価

-
ラストにかけてのファンタジーっぽいところ、ジムジャームッシュのデットドントダイぽかった
するめ

するめの感想・評価

3.5
後半予想外なぶっ飛び展開もあったけど、前半よすぎてわけわかんなくておもしろかった。笑えるところと泣けるところがどっちもしっかりあってすき。しょーもない身内ネタでゲラゲラ盛り上がってるとことか女子目線でもリアルで、なんかよかった。
sawa

sawaの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

友達に会いたくなった。それが答えだウルフルズ〜〜。若葉竜也の「今度はちゃんと電話出るから!」の叫びと、皆で思い出書き換えするとこアツアツだった。でも「お菓子もらいに来ただけみたいになっちゃって」のヘラヘラしながら涙ぐんでる藤原季節に一番やられた。しばらくはきっと忘れない。「くれなずんでんなぁ」使ってこ


余談。最近友達から、同級生のお葬式行ったけど泣きたかったのに泣いてやれなくてさ、会おうって言われてたのにめんどくさくて会わなかった事すごい後悔してる。って言われて。本当に心の底から悔しそうで。かける言葉が私の頭の引き出しからは見つからなくて、その人の悔しさとか痛みも私が想像できる範囲でしかなくて、情けなくて。何故か話聞いてる私がわんわん泣いた。この映画のパンフレットに「誰かが亡くなったことへの悼み方は人それぞれあっていいと思うんです」って書いてあって。こういう事言ってあげたいじゃん、、って思って、大切に引き出しに入れました。いつでも引っ張り出します。
TJ

TJの感想・評価

3.5
キャストと内容から、横道世之介と佐々木インマイマインを連想しました。
どうしてもその2作と比較してしまうというか、その2作と比べて乗り切れませんでした。舞台っぽい演出が多くて、映画としてみるとずれてる感じがしてしまった。
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くうさんが書いた他の作品のレビュー

零落(2023年製作の映画)

3.5

趣里さん、伊藤 蘭さんによく似ているって、今回初めて思った。

出だしは何かのPVのように見せたいシーンだけが細切れになっているように感じたけれど、話にグイグイ引き込まれて、ラストは鳥肌。

何かの頂
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

ソマリア内戦に巻き込まれた南北双方の外交官がモガディシュを脱出するために国の意地を捨てられるか…という事実ベースの物語。

脱出劇のための交渉あり、アクションあり、もちろん人情ありで見応えある。

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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

どこまで書いたらネタバレにならずに済むのかよく分からないけれど、ライダー1号と2号を知っている世代には懐かしい部分も多い。主題歌にはむせび泣く。

PG12なので子供向けではないと察するだろうけれど、
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Winny(2023年製作の映画)

3.3

彼に罪があるとすれば、やっちゃダメと言われていたのにサインしちゃったこと。そして、Winnyを「2ちゃんねる」で検証していたこと…。

事件の顛末も47氏も全く知らなかった。ネットツールと著作権の問題
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.1

日本映画専門チャンネルにて視聴。

社会問題にもなっている80-50問題の一つでもある。老々介護ではなく、老若介助。

世の中にはたくさん色んな人がいて、関わり関わってもらって生活が成り立つのよね。自
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

映画馬鹿をステレオタイプに描くのではなく、才能の片鱗を見せつつ、「芸術が傷つけるもの」を淡々と語る。

派手さはないけれど、静かな感動。

スピルバーグ監督を作り上げた血筋、家族の物語。


それにし
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